CLICK。
お久しブリーフ。
本日は恒例のえっちゲームレビューのコーナーでーす!
今回は今までのゲームの中で一番時間を要したかもしれません。理由は後ほど述べますが。
さてさて、本日感想をほざくゲームは『千恋*万花』という作品です。
見ての通り、巫女姫とくノ一と恋愛できるんですよ!両サイドはまぁ、また後で説明します。
とにかく第一印象は、キャラがめちゃんこ可愛あ!ってことでした。すみません噛みました。
あと、個人的に好きな「和」というか、そこをフューチャーしてくれていたので非常に嬉しかったですね、はい。
それではいつもの如く各項目の点数をつけていきます。
見るが良い!
シナリオ・・・★★★☆☆(3点)
シナリオは可もなく不可もなくな3点です。決して面白くなかったという訳ではないのですが、ぼくが過去にやったゲームと比べてしまうとやや劣るというだけです。実際すごく面白かったです。
ここで簡単にあらすじを言いますと、主人公の将臣くんは、誰も抜くことができないと言われている伝説の刀『叢雨丸』を誤って折ってしまいます。
そんな彼は責任を突きつけられます。それはなんと村の巫女姫と結婚をするということだったのです。
そして同時に、そんな叢雨丸には数百年も続くある呪いを祓う力があり、刀の主人にも選ばれてしまった将臣くんは巫女姫達と協力して呪いを祓っていく…
といったお話です。
ストーリーはもちろん非現実的なのですが、日常パートでもありそうでない、なさそうである。みたいな微妙なラインをお攻めになられてたので違和感なく読み進められました。
サブヒロインを除く4人のヒロインそれぞれが、その何百年も続く呪いをどうにかして解こうというお話なのですが、レナ以外の3人は共通ルートで一応呪いのことを解決させ、個別ルートに入ったところでそれぞれ別の問題に直面し、乗り越えていくというシナリオになっていました。
各ヒロインそれぞれもちろん問題は違うのですが、ひとりひとり少しずつ呪いの原因などを突き止めて行ったりするので、退屈だと感じるルートは存在しませんでした。そこは本当によくできていると感じましたね。
CG・グラフィック・・・★★★☆☆(3点)
これも3点ですね。
手抜きってわけではなかったんですが、CGが割と少なめな印象を受けました。
で・も♡
エッチシーンのCGはかなり多いのでそこはお楽しみくださいませ…
また、クリア後に開放されるエクストラモードでは、立ち絵鑑賞もできるようになっていますのでそこも楽しみのひとつだと思います。
し・か・も♡
この立ち絵鑑賞モード、服を脱がせて全裸にすることも可能なのです!!!!!!!!!!
やりました〜!!!
やりました〜!!!
(当たり前ですがさすがに男キャラは服は脱がせられません。あとエッチシーンのないキャラとかも…)
音楽・・・★★★★☆(4点)
音楽は高評価の4点をつけます。
と、いうのもこのゲームでの音楽で、よく三線が使われているのですが、ぼく個人的にこの音が好きなんですよね。
なんのこっちゃわからんって人は、あれです。ポケモンのニャースが歌ってる『ポルカオドルカ』の前奏で演奏されてるアレって言うたらわかりますかね?
わかんなかったらもういいです。
ちゃんと音楽の再生モードも付いていましたし、特に文句の付け所も見当たらなかったと思われます。
エッチシーン・・・★★★★★(5点)
ここで来ました満点です!
先ほど申しましたこのゲームにやたらめったら時間をかけてしまった理由がここにあるんですよね。
全てのエッチシーンの質がめちゃくちゃ高くてですね、エロゲやってる時にエッチシーンを飛ばすこともしばしばあるぼくがシーンごとに時間をかけてゆっくりと作業をしてしまったんですよね。※ここでの作業というのは隠語とする。
回数もインターバルも絶妙だったので、あろうことかエッチシーンをモチベーションにゲームを進めてしまう自分がそこにはいました。
なので単純にエッチシーンだけを楽しむために今後このゲームを起動することもあるかもしれないレベルですね。
ちょっと自分で言ってて気持ちが悪くなってきたのでこのへんでやめときます。
ヒロイン・登場人物・・・★★★★☆(4点)
ヒロインが全員可愛いのはわかったと思うのですが、このゲームにはサブヒロインというものがおりまして、その女の子達も非常に魅力的でした。
また、ヒロイン以外の登場人物も皆良い人ばかりで、特に親友ポジションの廉太郎くんは、アホだけどぼくは好きです。
それでは、ヒロインの紹介とシナリオを終えた感想を実際に攻略した順番に述べていきたいと思います。
喰らえ!
朝武 芳乃(ともたけ よしの)
先ほどのあらすじでもチラっと出てきた巫女姫様です。
生まれた時から巫女として生きることを宿命とされた人生への葛藤や、それを受け入れて行くために2人で乗り越えて行こうというお話でした。
巫女姫なので、呪いや怨念に直接かかりやすく、何度も死にかけます。
クールだが実はポンコツという男心をくすぐる女の子で、服装によってポニテ、ツインテ、ストレートなど様々な髪型になり、それぞれでエッチシーンもあったからさいこうなんやなぁって。
しかも制服+ポニテ+黒タイツ+足コキとかいう男の欲望を詰め込んだようなエッチシーンはまさに至高でした。
また、ストーリーの進行上、獣耳が生えてしまう描写があり、ルートクリア後のエッチシーン回想では芳乃に獣耳をつけるか否かチョイスすることも出来るので、けものフレンズは歓喜できると思われます。(ぼくはフレンズじゃないので、CG回収がすごくめんどくさかったとしか思いませんでした。)
ムラサメ
主人公の将臣くんが折ってしまった叢雨丸の管理者です。
しかし実際は、500年も前に叢雨丸の人柱(生贄)となった少女なので普通の人には見えず、声も聞こえません。
シナリオは、将臣くんが叢雨丸を折ってしまったため街の観光客がめっきり減ってしまい、町おこしをしようというお話でした。
地元の人(サブキャラクター)の登場回数が多かった印象でしたね。
ほとんどの登場人物と町おこし準備委員会を発足するちょっと青春っぽいシナリオでした。
刀の人柱になってしまった過去と、ひとりぼっちで生きてきたムラサメちゃんが、1人の少女、人間に戻ろうというお話にもなっていました。
「500年の時を越えて出会ってくれてありがとう」というセリフにはグッときました。
ロリババアバンザーーーーーイ!!!!!!!!!!
馬庭 芦花(まにわ ろか)
鞍馬 小春(くらま こはる)
この2人はサブヒロインです。
サブヒロインなのでシナリオも短めでした。短めどころかただただイチャラブしてました。
2人はメインヒロインとの絡みがほとんどなくなり、シナリオも呪いや穢れなどとも無関係でしたね。
どのルートも呪いだの恨みだのと、結構重い話ばかりだったので、良い箸休めになってくれました。
ストーリーも正直言って意味はあまりないので、スタイル抜群の幼馴染のお姉さんか、引っ込み思案で大人しい年下の従姉妹か、どちらとえっちしたいか好きな順番でお楽しみくださいませ。
レナ・リヒテナウアー
海外からの留学生です。
他のヒロインとは違い、ほんとにただの留学生だったので、呪いには無関係かと思いきや違います。と、いうか何ならレナルートが一族の過去について一番語られていました。
さらには千恋*万花というタイトルの由来も、レナルートで明らかになっておりました。まさかぼくもこの子のルートでタイトル回収をするとは思っていなかったので驚きました。
ゆずソフトやるやんけ!
レナルートは、先程も供述したとおり、朝武家とリヒテナウアー家が過去にどのような繋がりがあったのかを突き止めていくストーリーでした。そこには過去の叶わなかった恋であったり、神族の覚悟があったりと、とてもとてもアツい展開でしたね。
ゆずソフトやるやんけ!(2回目)
常陸 茉子(ひたち まこ)
男なら絶対に大好きなくノ一の女の子です。忍びの格好は露出が多くてどエロかったですね。
茉子は他のルートだとそのヒロインとの関係を弄ってきたり、下ネタとかもちょくちょく挟んできたのですが、いざルートを開拓すると、ちょっと褒めただけで真っ赤になって顔を隠してしまったり、くノ一なのに高所恐怖症だったりとそれはもう可愛いただの女の子でしたね。
共通ルートでも戦闘力と運動神経がずば抜けていたため、そこのギャップは凄かったです。
少女漫画みたいなキュンキュンする恋愛を妄想するシーンもかなーーり良かったっすよ!
ストーリーは恋愛をして呪いを鎮めようっていう結構無理矢理なお話だったんですけど、割と楽しく読めましたし、レナルートの続きというか、結末が描かれているように感じたので茉子はレナの後に攻略した方がいいと思います。
ちなみにエッチシーンも他のヒロインと比べて2回多いです。と、いうのもこの人ね、本作のGe担当なんですね。片仮名に直すとジィ、漢字に直すと自慰です。
あとはもうね、自分の目でね、確かめてね、いただければとね、ええ、思いますね。
そしてこのゲームには、「お気に入りボイスの設定」というシステムがござるんですけれど、ぼくはこれ、茉子の口癖である「あは♪」と、茉子がよく悪戯っぽく言ってくる「や〜らし〜♪」で埋まっちゃいました。なんなら途中からこの二つのセリフを探すゲームみたいになってました。
CLICK
ぼくはエロゲに関わらず、ゲームする時って必ず自分の中で勝手に主題歌を設定してそれをちょくちょく流しながら進めるんですけど、この千恋*万花の個人的主題歌にチョイスしたのが、ClariSの『CLICK』という曲です。
この歌はアニメ『ニセコイ』の主題歌なんですけど、この作品に割と合ってると思うんですよね。
と、いうのもこの作品の共通ルートで、呪いを祓うために憑代(怨念の篭った石)の欠片を集めるのですが、このCLICKの歌詞には「揃うはずのパズル 隠れてた最後の欠片」とあるんですよね。ここの歌詞からもうシナリオのあらゆるターニングポイントっぽいところでこの歌を聴いてましたね。普通にいい歌ですし。
まとめ
この作品を通してわかったことがひとつあります。それは男ってどうして巫女やくノ一が好きなんだろうってことです。(馬鹿か)
それは、現実的に考えてそういう人がいないからだと思うんですよね。
そりゃ、探せばいるのかもしれないけれど、こういう現実離れした女の子に男っていうのは幻想を抱くんだと思います。
というかそもそも二次元の世界がそうだと思いますしね、これは男女に関わらずですが。
クリアした感想としては、イチャラブもするし、ストーリーもしっかりしてて面白かった。ということですね。
先程も言った通り非現実的ではありましたが、違和感はありませんでしたし、呪いや穢れの設定とかもちゃんと手を抜くことなく作り込まれていたので、見ていてハラハラもさせてもらいました。
シナリオの長さも、決して短くはないけどダラダラ長くもありませんでしたし、ちゃんとエッチシーンも力が入っていたので「エッチゲームを始めて見たいけれど作品が多すぎて何を買えばいいのかわからない。」と迷っている方には、是非おすすめしたい作品でしたね。
それぐらい普通に楽しませていただきました。
それでは最後になりますが
茉子のエッチシーンはほんっっっっっとうに興奮したよな!?
はい
おわり