アンサー。

皆様新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

と、いうことで新年一発目の更新はゲームのレビューをします。

今やってるゲームはぜんっっっっぜん攻略してないんですけれど、だいぶ前にクリアしたゲームを友人に貸すにあたってその良さを伝える為に書きたいと思います。

 

と、言ってもほんとにだいぶ前にクリアしたのでメインヒロイン以外の話はもうすいませんけどよく覚えてないということで、いつもぼくが最後の方にやるヒロイン紹介はむっさ適当になってしまうかもしれません。ごめんちゃい。

 

そしてもうお気づきかとは思いますが、今回ご紹介するのも18禁のゲームです。いや、ほんとに勘違いしないでもらいたいのは、別にエロシーン見たさにこのゲーム買ったわけではないんですよ。ぼくが「ブログで18禁ゲームのレビュー書いてる」って言うと二言目には「お前やばいやん」みたいな反応されるんですけどそれがマジで納得いかないんですよね。今ぶちギレてますよぼく。この怒りを鎮めるには現ナマで100万円ほどが必要なのでだれかぼくの自宅のポストに投函しておいてください。

 

 

とまぁ、冗談はここまでにして、今回レビューを書くのはPULLTOPさんの「この大空に、翼をひろげて」という作品です。「このげて」とか「ころげて」など様々な略称で呼ばれていますがぼくは「このげて」と呼んでいます。

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あらすじを言いますと、主人公の水瀬碧くんが5年ぶりに故郷へと帰ってきたところ、車椅子に乗った足の不自由な少女・小鳥と出会います。小鳥は事故で足が不自由になり、学校にも行かずに塞ぎ込んでいました。しかしたまたま立ち寄った自作の飛行機で空を飛ぶ活動をしているソアリング部のことを知った小鳥は、足が不自由な自分でも空を飛べると、碧や幼馴染のあげはたちを巻き込んで入部する。といったストーリーになっています。

 

この作品も前に紹介した「あおかな」と同じようなスポ根モノになっています。

ただ他のスポ根と違うのは、ソアリング部は別に何かの大会へ向けて活動している訳ではなく、あくまでも空を飛んでモーニング・グローリーと呼ばれる何十年に1回現れる雲の回廊を渡ることを目標にやっています。

主人公はバリバリの体育会系なので結構アツい人で、ちょっと意識高すぎてウザい場面もあったのですが、めちゃくちゃ冷めててマイナス思考な女々しい主人公よりは好感が持てました。

 

それでは各項目の点数を発表します。

今回はほんとにうろ覚えなところとかが多いので、実際プレイしてみて「お前全然話が聞いてたのと違うじゃないか!」みたいになったらすいません。あくまでも参考程度にヨロピク。

 

 

 

シナリオ・・・★★★☆☆(3点)

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シナリオは3点をつけます。上の画像にあるように、メインヒロインである小鳥のルートは非常に作り込まれており感動しましたし、ソアリング部をたったひとりで守っていた先輩のルートもソアリング部の過去のことをテーマにしておりとてもいい話だと思いました。

ここだけなら4点あるいは満点の5点を付けても良いとも思うのですが、その他の幼馴染のルートや後輩の双子ちゃんルートは正直退屈に感じてしまうなどシナリオの格差がもう凄かったです。

シナリオを担当されている方がそれぞれ違うので、若干のクオリティの高低は致し方ないにしても、本作ではさすがに目に余ったので点数を下げさせてもらいました。

 

とはいえ、先述したあらすじのように全体的な設定であったり、共通ルートに関してはとても面白いので、そこに目を瞑りさえすれば満点並みのクオリティでした。

 

また、シナリオの長さは比較的長めになっており、特に共通ルートがかなり長く、攻略対象である後輩の双子ちゃんがなっかなか登場しないので、長いノベルゲームが苦手な人にはあまりおすすめできないです。

しかし、この長い物語の中で幾つもの感動ポイントがあるので、ノベルゲームが苦手な人にも是非プレイしてあの感動を味わって欲しいです。

 

 

 

 

CG・グラフィック・・・★★★★★(5点)

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これは文句無しの満点を付けます。この作品は「空」をテーマにしているので、ひとつひとつのCGや演出に凝っており、枚数も多かったです。

ぼくはこういうゲームでは、全ヒロイン攻略した後に全てのCGを回収する作業をするのですが、このゲームは選択肢がほとんどなく、ルート分岐のみの選択肢なので、CG回収自体は大変では無かったです。

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少しマイナス要素を上げるとするならば、CGで主人公の顔が結構頻繁に出てくるので、主人公の顔が出すぎると感情移入できないという人にはそこが気になってしまうかもしれません。

ぼくはそこまで気になる人ではないのですが、エッチシーンでたまーに顔を出すのはさすがにやめてほしいかなぁと思いました。そこはさすがに気になりましたね。

 

 

 

 

音楽・・・★★★★☆(4点)

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音楽も高得点をつけます。特にBGMは壮大なので、聴いていて心地よかったです。

ぼくは割と音楽が好きなので、他のゲームでもBGM再生は一通りするのですが、あまりそういうことはしないぜっていう人にもこのゲームのBGM再生は是非おすすめしたいです。 

タイトル画面でも使用されているBGMはその中でも綺麗な音なので、よく聴いてみてください。

 

 

 

 

エッチシーン・・・★★★★☆(4点)

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※画像はVita・PS3版で発売されたほうのCGです

 

 

エッチシーンも高得点です。回数はそこまで多くないのですが、1回の長さが結構長いのでそこはいいと思います。

ぼくは正直エッチシーンはあまり重視してないので、最後の方は飛ばしましたけど(小声)、ライターの方に失礼なので後ほどちゃんと見ました。

まぁここであまり多くを語ることはないので、是非皆さんの目で確かめてみてくださいや。

 

 

 

 

登場人物・・・★★★★★(5点)

 

登場人物に関しては、低評価付くってよっぽどのことだと思うんですけど、好感の持てるキャラがほとんどで、かといって部活動の邪魔をする所謂敵キャラの存在までしっかりと描かれており、現実感があって良かったと思います。

敵のいないお話もいいのですが、こういった困難に立ち向かうスポ根の話では、敵キャラの存在はストーリーにいい味を出してくれました。

 

それでは、攻略対象であるキャラを順番に紹介していきます。

 

 

 

 

羽々音 小鳥(はばね ことり)

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先程から話題に挙げているメインヒロインです。

ツンデレで泣き虫という王道ヒロインなのですが、バチクソ可愛いです。人気が分かれがちなメインヒロインなのに公式の人気投票でダントツの1位に輝いた理由もよく分かります。そらそうなるわ。

 

シナリオもダントツで作り込まれており、というかこのゲームはコイツのルートだけでええやん。と思いました。

共通ルートの続きが小鳥の個別ルートになっている感じだったので、ここでシナリオの説明はしないです。

このゲームを始めたらまず小鳥ルートに行くことをオススメします。

と、いうかそうして(懇願)

 

 

 

 

 

姫城あげは(ひめぎ あげは)

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毎度おなじみ幼馴染ルートです。

こういう恋愛アドベンチャーゲームにおいて、幼馴染ルートってめちゃくちゃ大事だと思うんですよ。事実、多くの作品では公式の人気投票でメインヒロイン<幼馴染という結果が高確率で出ています。(多分)

 

しかしなんだお前のその体たらくは。

恋愛アドベンチャーゲームって言ってるのに、この子は主人公のことを「好き」と一度も言わないのです。

ここはぼく納得できません。未だに。

 

エッチシーンはなんか力が入ってたのに、肝心のシナリオが少し、いや、かなり退屈でした。

「好き」と言えない理由はシナリオの中で明かされて、それ自体は別にいいと思うのですが、それにしても最終的には言わせろよとも思います。

ルートが終わった時も、煮え切らない思いが頭の中をぐるぐると回っていました。

ほんとそれだけはあかんぞ!頼むぞ!

 

 

 

 

望月 天音(もちづき あまね)

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主人公や小鳥が入部するソアリング部に、たったひとりで所属していた先輩です。

シナリオも部の過去が多く描かれており、読んでいてとてもアツくなりました。

まさにこのお話の「始まりから終わり」を描いていたと思います。

 

ひとつ惜しいなぁと思ったのは、個別ルートに乗ってから主人公と付き合うのが、先輩が高校を卒業した後になるので、先輩と制服でイチャつくという描写がなかったんですよね。

そこは空気を読んで欲しかったです。ソアリング部だけに。

 

 

フフッwwwwww

 

 

また、天音を攻略できるのは小鳥ルートをクリアした後なので、そこは注意して下さい。

何も言わずに小鳥ルートからやれ。という制作陣からの圧が凄いですよね。大人しく従いましょう。

 

 

 

 風戸 亜紗・依瑠(かざと あさ・よる)

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後輩の双子ちゃんです。どっちもツインテールのロリです。

左が姉の亜紗(あさ)で右が依瑠(よる)です。第一印象としてすげぇ名前やなと感じると思います。はい、その通りです。

まぁそれは置いといて、シナリオはふっつーーでした。けど面白かったですよ。

亜紗ちゃんはポンコツ、依瑠ちゃんはIQなんぼか忘れましたけど天才児っていう設定でした。妹と比べられるのがコンプレックスだった亜紗ちゃんが献身的に部に貢献しようとする姿は健気で可愛かったし、クールで天才な依瑠ちゃんがデレるシーンは最高でした。

 

また、亜紗ちゃんを攻略した後に依瑠ちゃんのルートが開放されます。

 

このシステムいる???

 

 

 

 

また、あげはの妹のほたるや高校の先輩である佳奈子さんは、本作では攻略できませんが、ファンディスクでは攻略可能となり、エッチシーンもあるので、この作品が気に入ったという人は是非購入してみてください。

 

 

ほたる

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佳奈子

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アンサー

 

毎度毎度すいませんが、そういやこの作品は個人的主題歌決めてないなぁと発覚しました。

というわけで今作りました。

BUMP OF CHICKENの「アンサー」です。

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この曲もアニメ・三月のライオンの主題歌になっており、前に紹介した「あおかな」でも三月のライオンの曲「ファイター」を紹介して、このげても同じスポ根ということでこの曲にしました。

今このブログを書いている際も聴きながら書いているんですけど、パッと決めた割には結構合ってるんじゃないかなぁと思います。

というかBUMPはほんまにええ曲ばっかりなので普通にオススメします。聴いてね。

 

 

 

 

 

まとめ

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このお話は、異世界だの魔法だの呪いだの靴で空を飛べるだの、そういったものは一切なく、学生の恋愛をリアルに描いているのが魅力だと思います。

それに加え、足の不自由な少女が自作の飛行機で空を飛びたいといったきちんとした目標もあって、またきちんと感動もできるシナリオになっていました。ちょくちょく残念な個別ルートもあったのですが、そんなものはもう関係ないのだ。

 

このゲームをしていると、自分が高校生に戻った感覚になると思うので、あの頃の恋愛を思い出しながらプレイしてください。この一途な恋愛を見て、ぼくも「こんな時期あったなぁ」と物思いにふけって読み進めました。(振り返る恋愛があるとは言ってない)

 

こんな雑な自虐をぶっこむということは、もう書くことがないということなので、今回はこの辺で終わりたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

最初にも言いましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

おわり