スパイス。

 

 

こんばんは。

 

お久しぶりです。

 

皆さんお仕事はどうですか?

ぼくはしんどいです。

 

まぁまだ半年も働いていないのでこれからですかね。

 

 

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そんなことはどうでもいいとして。

 

先月の6月19日に2020年のプロ野球が開幕しました。

そしてちょうど1ヶ月程が経ち、皆さんの贔屓球団の明暗も早々と分かれたのではないでしょうか。

 

そこで、今回はぼくが独断と偏見による各球団の月間MVPと今後のキーマンを勝手に選出したいと思います。

 

自分でもそんじゃそこらのにわかファンよりは野球を拝見している自信があるとはいえ、異論があるとは思いますが認めん。

 

セ・リーグからいきます。

 

 

まずは順位表と各球団の詳細な成績から。

 

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順位はご覧の通りです。

7月が始まった頃に2勝10敗と年間100敗ペースと煽られまくっていた阪神がまさかの借金完済、そしてその陰で首位巨人がひっそりと6連勝、さらに村上が覚醒して2位をキープしているヤクルトなど、現在Aクラスのファンはウハウハなのではないでしょうか。

 

かたやBクラスの3球団は、優勝候補筆頭と謳われながら蓋を開けると守護神の炎上にラミレス采配が賛否を呼びまくっているDeNA、開幕クローザーが「スットコドッ鯉」の蔑称を付けられるなど、堂林覚醒にも関わらず低迷中の広島、衝撃の代打三ツ間でなんjを沸かせた中日と、なかなかバラエティーに富んだことになっております。

 

さて、それでは各球団の細かい評価をしていきます。

 

  • 巨人

 

開幕3連戦で阪神を3タテするなど最高のスタートを切った昨年のセ・リーグ王者。

昨年投手3冠を達成したどすこいこと、山口俊がメジャー挑戦ということで先発ローテーションの弱体化が不安視されていましたが、蓋を開けると高卒2年目ながら開幕ローテに抜擢された戸郷、練習試合で爆発炎上続きでなんjの注目の的となっていた新外国人サンチェスなど、先発陣が奮闘し、現在文句無しの首位。

守護神デラロサが負傷離脱も昨年の抑え経験者中川皓太が穴を埋めるなど、勝ちパターンは比較的磐石。ややビハインド時のリリーフ陣に不安はありますが、楽天から高梨雄平をトレード補強するなど、首位ながらフロントの向上心が見られますね。

 

一方、打線に目を向けると、丸が.244、坂本も調整不足による出遅れなど、主力がまさかの低迷も、こちらも新外国人のパーラが3割をキープ、メジャーリーガー中島が開幕から打ちまくるなど、強力打線は健在。

更に昨年の弱点のひとつでもあった下位打線も、控え野手含め出塁率がほぼ全員3割を超えているなど、ここにきて選手層の厚さはさすがと言ったところでしょうか。

 

  • 野手MVP

岡本和真

.330 9本 25打点 出塁率.380 OPS1.059

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まぁ文句無しの選出でしょう。

ファンからは「神様仏様岡本様」とまでも言われている巨人不動の4番バッター

本塁打は中日ビシエドと並んでリーグトップ、打点もヤクルト村上に次いでリーグ2位に付けるなどまさにチームの核となっています。

しかし、調子を崩すとゲッツーマシンと化すため、これから調子が下降して来た時のバッティングにも期待したいと思います。

 

  • 投手MVP

戸郷翔征

3勝0敗 1.89 

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昨年高卒ルーキーながら優勝のかかった大一番で先発に抜擢され、日本シリーズにも登板するなど注目を浴びた戸郷投手。

今年はキャンプからずっと好調をキープし、シーズンが始まっても防御率1点台、無傷の3連勝中と裏ローテの1番手として奮闘しています。

まだ高卒2年目なので、100球を目処に交代を告げられる場面もあり、絶対的なエースになるのは数年後になりそうですが、今年の新人王候補筆頭ですね。数年後も楽しみな存在です。

 

  • これからのキーマン

増田大輝

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今年初の開幕一軍を勝ち取ると、坂本が不在の際には1番・ショートでスタメン抜擢。

坂本復帰後は自慢の足を武器に代走の切り札としてかつての鈴木尚広を彷彿とさせる働きを見せ、リーグ2位の6盗塁を記録しています。

まだまだバッティングは粗いと思いましたが、何よりもその足と、ショートの守備でも良い動きを見せていたので、坂本の低迷が続くようなら、これからどんどん出番が増えていく選手だと思います。注目しましょう。

 

田口麗斗

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昨年リリーフに配置転換され、大車輪の活躍を見せた田口投手。今年は先発に再転向されるも負傷離脱。現在の巨人は先発が菅野、サンチェス、戸郷、メルセデス、桜井と5枚目までが安定しているため、田口がここにハマると今シーズンは6連戦まみれの変則日程なので非常に大きく、早期の復帰が待たれます。

なお、20日にファームで先発し、2イニングを投げて無失点と復帰に向けて着々と調整中といったところです。これからの巻き返しに期待です。

 

 

 

 

  • ヤクルト

 

昨年16連敗を喫するなどぶっちぎりの最下位となり高津新監督の元、再建を図ったヤクルト。

メジャー通算1367安打を誇る名手、エスコバーを補強し、ドラフトでは昨年の目玉、奥川恭伸を抽選で引き当てるなど、まずまずの補強に成功すると、更に何故か監督初年度は強いという謎の法則もあってか、現在2位と躍進。

 

投手陣は先発陣はやや不安定も、昨年のドラ1投手、清水昇や2016年のドラ1投手、寺島成輝などがリリーフで結果を残し、若い投手による新しい勝ちパターンを形成。先発投手が5,6回あたりで交代という試合が多く、リリーフ陣の酷使が不安ですが、高津監督がリリーフ出身の監督らしく、極力3連投を避ける起用を続けているなど、上手い投手起用をしています。

しかし、まだまだ経験の浅い投手が多いため、疲労が溜まった時期にどのような起用をするのかに注目したいと思います。

 

野手に関しては山田哲人がまさかの不振。正捕手の中村悠平楽天から移籍の嶋基宏も負傷離脱するなど捕手陣がやや不安か。

しかしエスコバーが漸く日本野球に適応し、打率3割に到達すると、かつて天理の至宝と呼ばれた西浦直亨が開幕からホームランを量産。現在やや低迷するも、開幕直後の躍進に貢献しました。

更にはバレンティンが抜けた外野陣には5年目の山崎晃大朗が定着。打率3割をキープし、クリーンアップに抜擢されるなど、バレンティンの放出が最大の補強などとファンの間では言われています。

 

  • 野手MVP

村上宗隆

.380 3本 28打点 出塁率.468 OPS1.055

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去年の新人王が4番として開幕からその打棒を奮っています。7月2日の広島戦ではサヨナラ満塁弾を逆方向に放り込むなど、とても20歳とは思えないような打撃を披露しました。

本塁打はやや少ないかなーという印象はありますが、打率はリーグ2位の.380、打点はリーグトップの28打点と今の所は日本を代表するバッターと言っても過言ではありません。

開幕前は体調不良により開幕絶望とまで言われていましたが、開幕が伸びたことにより万全の状態で開幕。開幕戦では最終回ツーアウト満塁の一打サヨナラの場面で三振を喫するも、先述の試合でリベンジを果たすなど、メンタルの強さも注目ポイントです。

 

  • 投手MVP

小川泰弘

4勝0敗 4.30

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昨年自身ワーストの5勝に終わった和製ライアンこと、小川泰弘投手。

今年は防御率こそ4点台も開幕から無傷の4勝と、不安定な先発陣の柱としてチームを牽引。

投球回がやや少ないのが目に付きますが、ハーラー単独トップの4勝を挙げているため、菅野との新人王争いを制したルーキーイヤーにマークした自己最多の16勝の更新に期待したいですね。

 

  • これからのキーマン

山田哲人

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やはりこの男の復調なくしてヤクルトの優勝はありません。

先日の阪神戦では遂にスタメンを外れるなど、深刻な不振に陥っている様子です。

しかし、特徴である出塁率は.350と、選球眼は健在。得点圏打率も3割越えなど、ここ一番の打棒は目を見張る物があります。ホームランも出ていない訳ではないので、あとは勝手に揺り戻して来るとは思いますが、長い目で復調を待ちましょう。

 

清水昇

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先程も紹介しましたが、現在はセットアッパーとして8回を任されている去年のドラ1投手。

開幕から無失点を続けていましたが、先日遂に失点。それから失点こそしていませんが、これから勝ちパターンの一角を担っていくにあたり、ここからの投球に注目したいと思います。

 

 

 

 

  • 阪神(筆者贔屓の為長め御免)

 

昨年矢野新監督を迎え、前年の最下位からのAクラス入りを見事に果たした阪神

しかし12球団でもトップクラスの磐石のリリーフ陣を要した昨年からジョンソンとドリスが退団。更には岩崎と島本もコンディション不良で開幕絶望と、自慢の投手陣が不安視されていました。

開幕が伸びたため、岩崎は何とか間に合いましたが、その不安が的中。巨人との開幕カードで伝説33-4の再演でもするのではないかというペースで失点を重ね、3戦で21-4とボロボロ。更には4番として期待された新外国人のボーアが12打席ノーヒット(四死球等も無かった為ガチの12打席連続凡退)と投打ともに全くいい所がなく開幕スタートダッシュに見事に失敗。(ちなみになんjでは21-4にボーアの12打席凡退を足すと33-4になるとお祭り騒ぎに)

しかし、雨で試合が流れまくった7月に猛練習を施し、ボーアを含む打線が爆発。最大8あった借金を僅か12試合で完済するなど、昨年の大逆転CSを見ているかのように全てが上手くいく野球で現在Aクラスの3位。

 

投手陣に目を向けると、先発陣は西不純、青柳、岩貞、秋山、ガルシアと、比較的安定したローテーションが組めており、更にはスーパースター藤浪も満を持して一軍に合流するなど、まだまだ上がり目はありそう。

逆にリリーフ陣は、名球会入りまで残り5セーブの守護神・藤川川川川川球児児児児児が開幕から息をするように失点を重ね二軍再調整。しかし、この代役のスアレスがハマり、勝ちパターンは何とかなりそうか。

あとはビハインド時の投手陣が固まれば今年の打線なら何とかしてくれる感があるので、もう2,3枚は欲しいところ。去年の守屋島本ポジですね。ほんまにはよ島本帰ってきて。

 

野手陣は開幕から孤軍奮闘の活躍をしていたマルテがまさかの離脱で完全に終戦かと思われたが昨年の4番・大山が覚醒。更にはボーアも息を吹き返すと、面白い様に点が入る試合を連発。この2人がやや調子を落としたかと思うと今度は糸原とサンズが打ちまくり、まさに打線の力で遂に貯金ロードへと突入。

更には昨年大阪桐蔭よりヘタとなんj民にボロカスに言われていた守備にも今のところは改善が見られ、失策数が激減。特に昨年15もの失策を犯し、指標でも悪い意味で異次元の数字を叩き出したショートの木浪が開幕から無失策を続けるなど、努力の跡が伺える。特に青柳やガルシアなど、ゴロを打たせて取るピッチャーが多いため、この調子を続けていただきたい。

 

  • 野手MVP

ボーア

.278 5本 13打点 出塁率.333 OPS.814

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大山と迷いましたが、な〜〜〜んでか規定に乗っていないのでボーアを選出。

共にチームトップの5本塁打、13打点と打線を牽引。

開幕直後は18打席連続ノーヒットといつまで経ってもヒットが無くなんjのおもちゃに。特に開幕前から弱点と言われていた左腕をぶつけられまくれここ一番でもことごとく凡退。完全にチームの低迷の戦犯に。更になんjでは各チームの不調の選手を「ボーア軍」と称し晒しあげる屈辱的なスレが毎日の様に更新されるように。

https://wikiwiki.jp/livejupiter/%25E3%2583%259C%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25A2%25E8%25BB%258D

しかし開幕5戦目、19打席目にして漸く初安打を記録すると、そこから凄まじい程のハイペースで打ちまくり、梅野が規定打席に到達するまで瞬間的にチーム三冠王の働きを見せるなど普通に打線にはなくてはならない存在に。

また、打席以外にも常に全力疾走で次の塁を狙う姿勢や守備時に泥まみれになってダイビングキャッチを試みるなど、その全力プレーはかつてのなんjのアイドル・新井さんを彷彿とさせており、これからの彼のプレーにも注目である。

 

  • 投手MVP

青柳晃洋

3勝1敗 1.50

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昨年初めて規定投球回に到達すると9勝をマークしたベテラン投手・青柳さん。西不純に次ぐ先発陣の柱として期待された今年は開幕から持ち味であるゴロアウトを量産。昨年は守備に足を引っ張られまくるも今年はエラーも減り、快投を続けている。

特に今年は長年の課題であった左打者に対する被打率が.167と大幅に改善。ツーシームやスライダーを軸に左バッターをも手玉に取っている。

このペースで行けば目標の2桁勝利はもちろん、最優秀防御率のタイトルも視野に入ってくるので、このままのピッチングを続けてもらいたい。

 

  • これからのキーマン

近本光司

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昨年の不動の1番が苦しんでいます。

開幕は2番で迎えるも一向に打撃が上向かず、打率が未だに1割台。阪神のボーア軍最後の生き残りと言われています。盗塁こそリーグトップと、2年連続の盗塁王は射程圏内に入れていますがそんなこと言っとる場合ではありません。阪神が上昇気流に乗り始めた広島戦で3打数3安打の固め打ちを決め、やっとお目覚めかと思いきやそこからまた低空飛行。DeNA戦でも初回先頭打者本塁打を決め、漸くアチアチかと思いきやまたそこから低迷。真弓解説員も「なぜ打率が上がらないかわからない」と匙を投げる程である。

いやほんまにぼくもわかんないんすよね。

去年も一瞬スランプに陥ってセカンドゴロマシーンになっている時期はありましたがすぐに調子を取り戻してましたし、なによりバットにボールが当たらん訳ではないんですよね。打球も別に特別悪い訳では無いのにヒットにはならない。謎の現象が続いています。

しかし、ヒットを打てばピッチャーは足を警戒しますし、何より後ろを打つバッターが今のところ全員ホカホカなので、彼が出塁するかどうかでこれからの阪神の勝率もグンと上がると思うので頑張っていただきたいです。

 

馬場皐輔

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やっと来ました馬場ちゃん。

カタログスペックは最強と言われながらも二軍ですら炎上を繰り返すなど、金本政権最低のドラ1とボロクソに言われていましたがやっとこさ一軍で好投を続けています。

今年はリリーフとして一軍に呼ばれると150キロ台の真っ直ぐと鋭く落ちるスプリットを武器に三振を量産。

矢野監督からは勝ちパターンの起用も示唆されており、岩崎→スアレスの前にもう一人欲しいこともあり、この人の活躍次第ではブルペンの厚みが何段階も増すと思います。頑張ってください。

 

 

 

 

  • 広島

 

昨年は阪神に大逆転を許し、リーグ4連覇を目指した所から一転、Bクラスに沈んだ広島。

今年はメジャー挑戦と言われていた菊池や、FAで他球団移籍が噂されていた正捕手・會澤が揃って残留するなど目立った戦力ダウンもなく、リーグ優勝奪還へと燃えていましたが、ここの所は低迷。

日本の4番・鈴木誠也が打ちまくり、堂林が待望の覚醒を見せるなど、チーム打率はリーグトップも、今年はとにかく接戦に弱い。

 

特に守護神の新外国人・スコットが開幕から投げる度に炎上を繰り返し、WHIP(1イニングにどれだけランナーを出すかの指標)が4を超えるなど、ガチのマジで笑えないような異次元過ぎる数字を叩き出してしまうなどし、「スットコドッ鯉」とかいう屈辱すぎる蔑称が定着。

更には今年の新人王候補筆頭と言われていたドラ1・森下がまさかの負傷離脱。長年広島を支えてきた左腕エース・ジョンソンも不調で二軍再調整など、先発陣までもが駒不足に陥っている状態。

スットコ以外も、フランソワちゃんが炎上、中川翔児も中川翔児など、磐石と思われていたリリーフ陣にも不安が。

ただ、ヒゲのジョンソンや、カニエこと塹江、菊池保則などは頑張っており、この3人を中心に今後も試合を作っていくと思われる。

 

野手陣では7月から1番に抜擢された西川が結果を残すと、鈴木誠也、松山らも変わらぬ打撃で強力な打線は未だに健在。

更に堂林が脅威の打率.434と、ヤバすぎる数字をマーク。ファンの間でも「堂林だけを楽しみにやきうを観ている」とまで言われており、今後も注目していきたい選手である。

他にも高卒4年目の坂倉が好調をキープしていたりと、戦力的に見ると借金を背負うようなチームではないだけに、ここからの巻き返しに期待したいと思う。

 

  • 野手MVP

堂林翔太

.434 4本 15点 出塁率.472 OPS1.135

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遂に夜の三冠王がそのベールを脱ぎました。

打率は4割をキープし、広島の長年の課題であったサードの穴をあっさりと埋めてしまいました。

で、これの何が嬉しいってあの堂林がサードで試合に出てるんすよ。こんな嬉しいことはねーぜ。

昨年は外野で好プレーを連発して「守備の人」とか言われていましたが、今年に関しては開幕から打ちまくり、気づけば打率は4割に。そろそろ落ちるか?と言われてからも打ち続け、今では30打席ぐらいノーヒットでも3割キープのところぐらいまで来たんじゃないでしょうか。詳しい計算はしてませんけど。

堂林が冷えればいよいよ終戦。とファンの間では言われており、この方の好調がどこまで続くのか見ものですね。

 

  • 投手MVP

菊池保則

0勝0敗1セーブ2HP 2.00

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昨年楽天からトレード移籍した菊池。

楽天時代はパッとしない先発ローテの谷間Pでしたが、移籍後はリリーフとして開花。

シーズン終盤には勝ちパターンの一角を担うなど首脳陣の信頼を勝ち取り、今年も期待されていました。

すると、他のリリーフピッチャーが揃って爆発大炎上。菊池が唯一安定した投球を続けていたため、佐々岡新監督がまさかの守護神に指名。チーム状態が悪すぎて、セーブ機会でほとんど登板がなく、更に久々のセーブ機会となった前回登板ではリードを守れずに降板。

しかし佐々岡監督は今後もクローザーとしての起用を名言しており、その投球に注目したいと思います。

 

  • これからのキーマン

ピレラ

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今年から新加入の助っ人です。

一時は1番バッターも任せられるなど期待されていましたが最近は下降気味。

なんと言っても絵に描いたようなフリースインガーで出塁率が異常に低いんですよね。

と、いうか別にピレラの状態は正直どうでも良くって。問題は打順です。最近では長野も任されていますが、6番バッターが広島打線の鍵になってくると思っていて。

クリーンアップが現状セ・リーグトップの破壊力を誇る広島打線ですから、この6番バッターの状態によってはクリーンアップが勝負を避けられてしまうんですよね。

しかし、この6番の状態が良ければ、バッテリーはクリーンアップで勝負せざるを得なくなるのです。

これはどのチームにも言えるのですが、6番バッターというのは本当に大事な役割を担っているのです。

現在好調の阪神も、「6番・サンズ」というバッターがいたからこそ、大山ボーアで勝負せざるを得なくなり、結果的に借金完済に繋がったのです。

なのでこれからの広島の得点力は、ピレラや長野、會澤や坂倉などのバッターによって変わってくると思います。

 

床田寛樹

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昨年、トミージョン手術から見事な復帰を果たし7勝をマークした床田投手。

今年も先発陣の柱として期待されていましたが現在の所は低迷。

特に今年はフォアボールから失点というケースが多く、コントロールに課題が残っています。

チームでは左腕エースのジョンソンが二軍調整中と、貴重な先発左腕なだけに、ここからの巻き返しに期待したいと思います。

 

 

 

 

 

昨年は2位と好成績を残し、Aクラスの常連となった横浜DeNA

不動の4番でキャプテンの筒香がメジャー挑戦も、今年は優勝候補筆頭と言われていたが現在は借金生活。

チーム打率なども悪くは無いのだが、得点数がそこまで伸びず、広島同様接戦を落とす試合が続いてしまっている。

特に今年は逆転負けが非常に多く、そのひとつの理由として絶対的守護神の山﨑康晃の不調が挙げられる。

セーブ数こそリーグトップを誇るも、WHIPが脅威の2超え。スットコで麻痺してしまっているが、この数字は本来1.5あれば悪い方であり、「2」というのはクローザーとしては考えられない数字である。

 

打線の方でも開幕から打線の軸となっていた新外国人のオースティンが負傷離脱。ロペスも不振に喘ぐなど期待された中軸に不満の残る数字に。

しかし、2年連続の本塁打王・ソトやかつての首位打者盗塁王・宮崎、梶谷らが好調をキープ。そして4番・レフトで主将という完全に筒香の後継者として期待される生田絵梨花推しの佐野恵太が今のところは期待に応えるなど、チームとしてもまだまだ上を狙う力があり、これからの浮上に期待したい所である。

 

  • 野手MVP

佐野恵太

.357 0本9点出塁率.418OPS.853

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開幕からずっと4番を張り続けている佐野選手。

去年一軍に定着したばかりで、正直そこまで実績がないにも関わらず、筒香が退団するとすぐにラミレス監督が主将と4番に指名。

凄まじい重圧であると思いましたが、坂道TVでも乃木坂オタクの有名人代表としてノリノリでインタビューに応じるなど本人はあまり気にしていなかった様子。

しかしオープン戦こそ好調をキープも、開幕が延期した影響もあって開幕直前の練習試合では打撃不振に。

それでも開幕4番を明言し続けるラミレス監督に不安の声が相次ぎましたが開幕すると嘘のように打ちまくり、4番の座を確固たる物に。

本塁打0が気になるところですが、長打はまあまあ出ているので、さすがにそのうち出始めると思います。

生田絵梨花さんにその名を轟かせるまでもう一歩の所まで来ています。頑張ってください。

 

  • 投手MVP

平良拳太郎

2勝1敗 1.45

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昨年は先発ローテーションに定着すると2年連続で5勝をマーク。

今年も先発陣の柱として期待され、現在は開幕から好調をキープ。現在セ・リーグ防御率ランキングトップに躍り出るなど、安定した投球を披露しています。

サイドハンドから繰り出されるストレートに鋭く落ちるシンカーを武器にゴロアウトを量産。

そして特徴的なのはスライダーで、平良投手のスライダーって少し落ちるんですよね。このスライダーをも織り交ぜ、右打者に対する内外の揺さぶりが今年は抜群に良いです。

昨年はシーズン終盤に疲労でかなり調子を落としてしまったので、これからのピッチングに期待したいですね。

 

 

  • これからのキーマン

ロペス

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言わずと知れたファーストの名手でチームの要でもあるベテラン助っ人ロペス。

今年は開幕戦の第一打席で広島のエース・大瀬良から一発を放つなど、好調な滑り出しを見せるも、そこからは打率が上向かず。

常にクリーンアップを任されるものの、ほとんどシングルヒットしか打てず、正直怖さが無い。

元々出塁率が低いバッターであり、調子を落とした際には地獄のような打撃成績になることも多く、開幕からここ一番で一本が出ないチームの象徴的な存在となってしまっている。

今年はシーズン途中での新外国人補強はほぼ不可能であるため、ロペスに復調してもらうしかなく、彼のバッティングがチームの浮上のカギを握っていると言っても過言ではない。

 

山﨑康晃

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今年はめっちゃ太って開幕を迎えてファンを不安にさせるとやっぱり打たれまくる試合を連発。

セーブ数こそリーグトップも、セーブを記録した試合でも失点しまくってファンの胃を破壊しにかかるなど、どう見ても球がヘロヘロ。

特に奪三振が例年に比べてビックリするぐらい悪化しており、ファンの間では遂に壊れたのかと言われている。

しかし、クローザー剥奪したところでじゃあ誰にするの?となるぐらいリリーフ陣も層が薄いため、もうこの人に頑張っていただくしかない。

しかし、前回登板ではセーブ機会でマウンドに上がるもリードを守れず、同点とされた所で屈辱のピッチャー交代を告げられるなど、もはや彼のメンタルはやばそうなので、一回楽な展開で投げさせてやるのもいいかもしれない。

 

 

 

 

  • 中日

「お前騒動」でなんjを沸かせた中日ドラゴンズさん。

里崎に大絶賛されて今年は悲願のAクラス入りを目指すも、開幕早々にキャプテンの高橋周平と昨年2桁勝利を挙げた先発陣の柱、柳裕也が負傷離脱。更には平田が大不振に陥り「ジャアナヒラタゴミムシ」スレが数年ぶりに復活するなど、主力も結果を残せず、現状大島とビシエドがたった2人で頑張っている状態である。

更には与田ちゃんの代打・三ツ間が炸裂するなどもうどうしようもない試合を連発。

 

その間の試合を貼っておきます。

7/5(日) ◯6-4 対巨人   リクエスト無駄遣い事件

7/7(火) ⚫️1-2 対ヤクルト 代打三ツ間事件、柳負傷離脱

7/8(水) △5-5 対ヤクルト 自打球リクエスト事件

7/9(木) ⚫6-8 対ヤクルト 追い込んでからの申告敬遠事件

7/10(金) ◯3-2 対広島   ビシエドサヨナラHR

7/11(土) ⚫4-19 対広島  ナゴド最多失点更新事件、周平負傷離脱

7/12(日) ⚫2-7 対広島 石川昴初スタメン初ヒット

7/14(火) ⚫3-5 二塁ベース見忘れから4失点事件

7/15(水) ◯2-1 対Dena 松葉好投で生き残る

7/16(木) ◯8-0 対Dena 文句なしの快勝

7/17(金) ⚫1-4 対阪神 悪送球で先制点献上

7/18(土) ⚫3-8 対阪神 1イニングにエラー一つ、FC2つで3失点事件

7/19(日) ⚫3-11 対阪神 四球、エラー出塁、四球、四球、四球、犠飛で3失点、別イニングにも2エラーで3失点事件

 

なんか見てて悲しくなってきましたね。

投手陣に目を向けても、昨年先発で結果を残した若手投手陣が揃って結果を残せず。

昨年の最優秀防御率・大野も未だに未勝利など、完全に選手の駒不足を露呈してしまっている。

挙句の果てには高卒ルーキーの石川と岡林を同時に一軍に上げてしまうなど、どう考えてもようやってない状態が続いている。

お前もっと気合い入れろよ。

 

MVPはビシエドです。

それ以外はいません。

 

キーマンもビシエドです。

それ以外はいません。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

まぁまだ1ヶ月ですし、ここから順位の変動もあると思いますし、Bクラスのチームもまだまだチャンスはあると思います。

 

 

ちなみにパ・リーグはもう無理です。しんどいっす。

個人的に聞きに来てくれたら答えますのでお待ちしております。

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

おわり